Real Estate Company Guide
徳島市の不動産売却
不動産会社の選び方と査定・媒介契約を解説
徳島市で不動産売却を検討し、複数の会社を調べていると、「査定額が一番高い会社へ頼めばよいのか」「大手と地元会社のどちらがよいのか」「専任媒介にした方がよいのか」と迷うことがあります。
結論から言うと、不動産会社は査定額の高さだけではなく、その価格になる根拠、販売戦略、売却実績、担当者の説明力や対応体制まで確認して選ぶことがポイントです。
査定価格は実際の成約価格を保証する数字ではありません。高い査定価格を提示されても、その価格で購入する人が見つからなければ、販売途中で価格変更が必要になることがあります。
この記事では、徳島市で不動産売却を依頼する会社を比較するときに確認したいポイント、査定価格の見方、一般・専任・専属専任媒介の違い、2025年から強化されたREINSの確認方法まで解説します。
※制度等は2026年8月31日時点で確認しています。媒介契約の内容や実際の販売方法は不動産会社・契約内容・物件条件によって異なるため、契約前に書面で確認してください。
この記事の結論
- 査定額が一番高い会社=一番高く売れる会社ではない
- 査定価格の「根拠」と参考にした成約事例を確認する
- 大手か地元かより、自分の物件について具体的な販売戦略を説明できるかを見る
- 会社だけでなく、実際に担当する人の対応も比較する
- 一般・専任・専属専任媒介の違いを理解してから契約する
- 専任・専属専任媒介ではREINS登録や販売活動の報告も確認する
- 相続・空き家では登記・家財・建物状態・士業連携への対応力も見る
Property Assessment
他社の査定を受けた後でも、
比較のためにご相談いただけます。
「査定額が会社によって違う」 「どの会社へ任せればよいか分からない」という段階でも問題ありません。 徳島市の周辺事例と物件条件を確認し、査定価格の根拠からご説明します。
徳島市で不動産会社を選ぶなら「査定額の高さ」だけで決めない
複数の不動産会社へ査定を依頼すると、同じ物件でも査定価格に差が出ることがあります。
例えば3社の査定が「1,800万円」「1,950万円」「2,400万円」だった場合、2,400万円を提示した会社へ依頼したくなるかもしれません。
しかし、査定価格はその金額で売却できることを保証する数字ではありません。
査定価格と成約価格は違う
査定価格は、周辺の成約事例や物件条件、市況などから不動産会社が算出する価格の目安です。
実際には売主と相談して売出価格を決め、市場へ公開し、購入希望者との条件調整を経て成約価格が決まります。
| 価格 | 意味 |
|---|---|
| 査定価格 | 不動産会社が物件条件・取引事例等から算出した価格の目安 |
| 売出価格 | 売主と不動産会社が相談して市場へ公開する価格 |
| 成約価格 | 買主との条件交渉を経て実際に売買契約が成立した価格 |
査定価格の「根拠」を聞く
国土交通省の標準媒介契約約款では、不動産会社が媒介価額について意見を述べる場合、根拠を示して説明することが定められています。
そのため査定書を受け取ったら、金額だけでなく「なぜこの金額なのか」を確認してください。
査定価格について最低限聞きたいこと
- どの成約事例を参考にしましたか?
- 物件のどこをプラス評価しましたか?
- どこをマイナス評価しましたか?
- この価格で売り出した場合、どの程度の期間を想定していますか?
参考: 国土交通省「標準媒介契約約款」
徳島市の2026年相場や価格の調べ方については、 徳島市の不動産売却|2026年の相場・査定・売却方法 もあわせてご覧ください。
徳島市で不動産会社を比較する7つのポイント
1. 対象物件に近い売却実績があるか
単純な「年間○件」という件数だけでなく、自分の物件と近い種類・地域・条件の売却経験があるか確認します。
戸建て、土地、マンション、空き家では販売時の確認事項が異なるためです。
2. 査定価格の根拠を説明できるか
「徳島市だからこの価格」では十分ではありません。
周辺成約事例、土地・道路条件、築年数、建物状態などを使い、価格を組み立てて説明できるか確認します。
3. 販売戦略が具体的か
「ネットへ掲載します」だけでは販売戦略とはいえません。
どの媒体へ掲載するのか、どの写真を使うのか、何を訴求するのか、反響が少ない場合はいつ見直すのかまで確認します。
4. 想定する購入者を説明できるか
販売活動では「誰に買ってもらうか」という視点も必要です。
ファミリー、建替え希望者、投資目的の購入者など、物件によって想定する買主は変わります。
5. 担当者が最後まで対応するのか
査定時の担当者と、媒介契約後の担当者が同じとは限りません。
契約前に「今後誰が担当するのか」「質問は誰に連絡するのか」まで確認してください。
6. メリットだけでなく費用・リスクも説明するか
良い点だけではなく、道路・境界・建物不具合、測量、家財処分、税金など、売却時に問題となる可能性がある項目まで説明する会社かを見ます。
7. 相続・空き家・士業連携に対応できるか
相続不動産では、売却価格だけでは解決できないことがあります。
相続登記、共有名義、税金などが関係する場合に、必要に応じて司法書士・税理士等へつなげられる体制があるか確認します。
大手と地元不動産会社、どちらを選ぶ?
大手だから良い、地元会社だから良いと一律には判断できません。
| 比較項目 | 確認したいこと |
|---|---|
| 売却実績 | 自分の物件と近い地域・物件種別での実績があるか |
| 査定 | 価格だけでなく根拠まで具体的に説明できるか |
| 販売力 | どの媒体・方法で購入者へ届けるか |
| 地域理解 | 徳島市内の道路・住宅地・購入者ニーズ等を把握しているか |
| 担当者 | 相談しやすく、売却完了まで責任を持って対応するか |
| 特殊事情 | 相続・空き家・住宅ローン等へ対応できるか |
会社規模よりも、「この物件を誰に、どのように売るのか」を具体的に説明できるかを見る方が、売主自身の判断材料になります。
一般・専任・専属専任媒介の違い
仲介で不動産を売却する場合、不動産会社と媒介契約を結びます。
主な媒介契約は「一般媒介」「専任媒介」「専属専任媒介」の3種類です。
| 一般媒介 | 専任媒介 | 専属専任媒介 | |
|---|---|---|---|
| 複数社への依頼 | 可能 | 不可 | 不可 |
| 自分で見つけた買主との取引 | 可能 | 可能 | 原則不可 |
| REINS登録 | 法律上の義務なし | 契約翌日から7日以内 | 契約翌日から5日以内 |
| 業務状況の報告 | 法律上の定期報告義務なし | 2週間に1回以上 | 1週間に1回以上 |
REINS登録期限の日数には、不動産会社の休業日は含まれません。
参考: 国土交通省「消費者の皆様向け 不動産取引に関するお知らせ」
専任だから必ず高く売れるわけではない
「専任媒介にすれば高く売れる」「一般媒介なら競争して高く売れる」と単純には決まりません。
物件、売主の希望、販売方法によって適した契約は異なります。
重要なのは、担当者からそれぞれのメリット・注意点を説明してもらい、自分の売却方針に合う契約を選ぶことです。
2025年からREINSの取引状況を売主が確認しやすくなった
専任媒介・専属専任媒介では、不動産会社が物件情報を指定流通機構「REINS(レインズ)」へ登録します。
2025年1月からは、宅建業者にREINS上で物件の「取引状況」を登録することが義務付けられました。
売主自身が取引状況を確認できる
REINSへ登録した際、不動産会社から売主へ登録証明書が交付されます。
売主は専用画面から、自分の物件の登録内容や取引状況を確認できます。
2025年からは登録証明書から売主専用画面へアクセスしやすくする仕組みも導入されています。
専任・専属専任媒介を結んだら確認したいこと
- REINS登録証明書を受け取ったか
- 掲載されている価格・物件情報に誤りがないか
- 現在の取引状況はどうなっているか
- 購入申込み・問い合わせがあった場合に報告されているか
制度の詳細: 国土交通省「レインズの機能強化について」
販売活動の報告内容も確認する
専任媒介では2週間に1回以上、専属専任媒介では1週間に1回以上、業務の処理状況を報告することが定められています。
単に「反響はありませんでした」という結果だけでなく、可能であれば次の販売改善につながる情報も確認します。
- 広告の閲覧・問い合わせ状況
- 内覧件数
- 購入検討者から出た意見
- 競合物件との比較
- 今後変更する販売施策
会社を選ぶ段階で、「媒介契約後はどのような内容を報告してもらえますか?」と聞いてみるのも有効です。
不動産会社へ査定を依頼したときに聞きたい8つの質問
- この査定価格になった最大の理由は何ですか?
- どの成約事例を参考にしていますか?
- この物件の強みは何だと思いますか?
- 逆に売却時に問題になりそうな点はありますか?
- どのような購入者を想定していますか?
- この価格ならどの程度の販売期間を想定していますか?
- 反響が少ない場合は何を変更しますか?
- 媒介契約後はどのような内容・頻度で報告してもらえますか?
この質問に対して「大丈夫です」「頑張ります」という回答だけでは、具体的な販売イメージを持ちにくいでしょう。
査定価格そのものだけでなく、担当者がどの程度具体的に答えられるかも比較材料になります。
不動産会社だけでなく「担当者」を見る
不動産売却では、会社名だけではなく実際の担当者も重要です。
売却では数か月にわたり連絡を取り合うこともあるため、質問しやすく、悪い情報も含めて説明してくれる担当者か確認します。
担当者を見るポイント
- 質問に具体的に回答する
- 分からないことを無理に断定しない
- 査定価格だけで契約を迫らない
- 物件のデメリットも説明する
- 売主の希望時期や事情を確認する
- 連絡方法・頻度が自分に合う
- 税務・登記など自分の専門外を適切な専門家へつなげる
「この担当者なら相談内容を正確に理解してくれるか」という視点も持って比較してください。
相続・空き家は会社選びで見るポイントが変わる
相続した実家や長期間空き家になっている住宅では、通常の売却査定以外の確認事項が増えます。
- 相続登記は終わっているか
- 共有者・相続人が複数いないか
- 家財が残っていないか
- 建物に雨漏り・設備不具合がないか
- 境界・測量資料があるか
- 相続税・譲渡所得等の確認が必要か
そのため相続不動産では、「高く売れます」という会社よりも、売却前に整理すべき問題を把握し、必要に応じて専門家と連携できる会社か確認します。
徳島市の相続・空き家については、 相続などで空き家・空き地を放置している方へ もご覧ください。
徳島市で実際の売却実績を確認する
不動産会社を比較するときは、「地域密着」「売却に強い」という言葉だけではなく、実際に公開されている売却事例も確認すると判断しやすくなります。
徳島市新浜町2丁目|空き家となった実家の戸建て売却
セレクトエステートでは、徳島市新浜町2丁目にある戸建ての売却事例を公開しています。
| 所在地 | 徳島市新浜町2丁目 |
|---|---|
| 物件種別 | 戸建て |
| 築年数 | 築30年3か月 |
| 面積 | 107.39㎡ |
| 相談内容 | 空き家になっている実家の売却 |
| 売却方法 | 仲介 |
| 成約 | 2026年2月 |
売主様の希望と物件状況を整理し、仲介による販売を進めた事例です。
もちろん、この事例と同じ価格・期間で他の不動産が売却できることを意味するものではありません。
会社を比較するときは、事例の件数だけでなく「どのような物件を、どのような事情で扱っているか」を見ると、自分の相談との相性を判断しやすくなります。
避けたい不動産会社・担当者の特徴
次のような対応があった場合は、そのまま契約せず、理由を確認してから判断してください。
- 査定価格の根拠を説明しない
- 「今すぐ契約しないと損」と必要以上に急がせる
- 他社より高い理由を説明できない
- 媒介契約の違いを説明しない
- 売却時のデメリットや費用をほとんど説明しない
- 担当者や連絡方法が契約後どうなるか分からない
- 販売活動の報告方法が曖昧
なお、国土交通省では宅地建物取引業者などの過去の行政処分情報を確認できる「ネガティブ情報等検索サイト」を公開しています。
確認先: 国土交通省「ネガティブ情報等検索サイト|宅地建物取引業者」
検索結果がないこと自体が会社の品質を保証するものではありませんが、会社を調べる方法の一つとして利用できます。
セレクトエステートの不動産売却への考え方
セレクトエステートでは、徳島市を中心に不動産売却の相談に対応しています。
公式サイトでは、売主様が納得できないまま売却を進めないことを重視し、次の方針を掲げています。
- 売却を急がせる提案をしない
- メリットだけでなく注意点・リスクも説明する
- 代表が相談から売却完了まで一貫して対応する
- 売却以外の選択肢も含めて考える
- 必要に応じて司法書士・税理士等と連携する
「査定価格を出して終わり」ではなく、現在の不動産の状態と売却する理由を確認したうえで、売却方法を整理することを大切にしています。
Second Opinion
「他社の査定価格が妥当か分からない」
というご相談も可能です。
他社の査定を否定するのではなく、 周辺の取引事例や物件条件を確認しながら、 なぜ価格差があるのかを一緒に整理します。
- 査定額が会社によって大きく違う
- 一番高い会社へ頼むべきか迷っている
- 専任媒介を勧められたが違いが分からない
- 大手と地元会社のどちらにするか迷っている
- 相続した空き家の売却先を探している
徳島市の不動産会社選びチェックリスト
- 査定価格の根拠を説明してもらった
- 参考にした成約事例を確認した
- 物件の良い点・悪い点の両方を聞いた
- 想定している購入者を聞いた
- 販売方法を確認した
- 想定する販売期間を確認した
- 反響が少ない場合の対応を聞いた
- 一般・専任・専属専任媒介の違いを説明してもらった
- REINS登録・販売報告について確認した
- 担当者が誰になるか確認した
- 売却実績を確認した
- 費用・税金・測量等の可能性を確認した
- 相続・空き家の場合は専門家連携の有無を確認した
- 強引に契約を急かされていない
徳島市の不動産会社選びでよくある質問
Q1. 一番高い査定価格を出した会社に頼むべきですか?
必ずしもそうではありません。査定価格は成約価格の保証ではないため、価格の根拠、参考事例、販売期間、販売方法まで比較してください。
Q2. 大手不動産会社と徳島市の地元会社、どちらがよいですか?
会社規模だけでは判断できません。自分の物件に近い実績、地域理解、販売戦略、担当者、相談内容への対応力を比較する方が実務的です。
Q3. 査定は何社くらい受ければよいですか?
決まった社数はありません。複数社を比較する場合も、数だけ増やすのではなく、査定根拠や販売戦略を理解できる範囲で相談すると判断しやすくなります。
Q4. 専任媒介と一般媒介はどちらがよいですか?
売却方針や物件によって異なります。専任媒介では1社へ依頼する代わりにREINS登録・定期的な業務報告等が定められています。違いを理解して選んでください。
Q5. 専任媒介を結んだらREINSを自分でも確認できますか?
売主向け専用画面から登録内容や取引状況を確認できます。不動産会社から交付されるREINS登録証明書を確認してください。
Q6. 他社ですでに査定を受けていても相談できますか?
可能です。他社の査定価格と比較するために相談することもできます。価格差がある場合は、それぞれの査定根拠を確認して判断してください。
Q7. まだ売却を決めていなくても不動産会社へ相談できますか?
相談できます。査定を受けたからといって必ず売却する必要はありません。現在の価格や選択肢を確認したうえで、売却するか保有するかを検討できます。
まとめ|査定価格より「根拠・販売戦略・担当者」で会社を選ぶ
徳島市で不動産売却を依頼する会社を選ぶときは、一番高い査定価格を提示した会社へそのまま任せるのではなく、なぜその価格になるのか確認してください。
参考にした成約事例、物件の強み・弱み、想定する購入者、販売方法、販売期間まで聞くことで、それぞれの会社の考え方を比較しやすくなります。
また、媒介契約の種類やREINSの登録・販売状況の確認方法を知っておけば、契約後の販売活動も売主自身が把握しやすくなります。
大手・地元という会社規模だけではなく、自分の不動産や事情を理解し、良い点だけでなくリスクまで説明してくれる会社・担当者かを見ることがポイントです。
セレクトエステートでは、徳島市の不動産について、まだ売却を決めていない段階や、他社の査定を受けた後の比較相談にも対応しています。
Select Estate
徳島市の不動産会社選び、
査定価格の「理由」から確認しませんか。
価格だけではなく、物件の特徴・売却方法・販売期間まで整理してご説明します。 売却を急がず、判断材料を揃えるところからご相談いただけます。
参考・情報源
本記事では2026年8月31日時点で確認できる国土交通省等の公的情報を参考にしています。制度等は変更される場合があるため、実際の媒介契約時には契約内容と最新情報をご確認ください。
- 消費者の皆様向け 不動産取引に関するお知らせ 国土交通省
- 標準媒介契約約款 国土交通省
- レインズの機能強化について 国土交通省
- ネガティブ情報等検索サイト|宅地建物取引業者 国土交通省
- 不動産情報ライブラリ 国土交通省
